住団連の24年度第3回景況感調査=戸建受注実績が12期ぶりプラスに、先行き不透明感から警戒も

住宅生産団体連合会(東京都千代田区、芳井敬一会長)は18日、2024年度第3回経営者の住宅景況感調査結果をまとめ、公表した。

戸建注文住宅の景況感指数は、24年度第2四半期(24年7~9月)の実績が、受注戸数プラス8ポイント、受注金額プラス55ポイントとなり、戸数は12期ぶりにプラスとなった。金額は3期連続のプラス。

第3四半期の見通し(24年10~12月)は、受注戸数がプラス12ポイント、受注金額がプラス29ポイント。戸数は2期ぶり、金額は4期連続のプラスを見込む。受注戸数はプラスに転じたものの、経営者のコメントからは市況の先行き不透明から警戒感がにじむ。

高付加価値提案が堅調な一方で一次取得層の慎重な動きを指摘。「この調査結果をもって受注環境は好転しているとは言い切れない状況」(住団連)と分析している。

2024年11月26日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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