2023年03月21日 |
かつて「木と紙の文化」といわれ、町場の大工職や工務店による木造軸組住宅が主流だったわが国の戸建住宅。そこへ、北米発祥のツーバイフォー材による枠組壁工法が登場し、さらには鉄骨造やコンクリート造を含めた住宅の工業化(プレハブ化)と構法の多様化が進み、海外に例を見ない「住宅メーカー」が誕生した。この間に木軸構法も独自の進化を遂げるとともに、CLT(直交集成材)といった新技術が登場。同様に、住宅部品もシステムキッチンや風呂など水回りほか、開口部や内装材などの各分野で技術革新が進む。関連する4団体に現状と今後の方向性を検証してもらった。