2020年12月03日 |
ビルダー各社の戸建事業が好調だ。コロナ禍による在宅勤務によって賃貸入居者が住宅について考えるきっかけとなったほか、数年後の住宅購入を検討していた見込み客が前倒しで購入する動きをみせているという。各社は緊急事態宣言解除後から受注が伸び始め、7、8月に単月として過去最高を記録する会社が目立った。一部では受注の先食いを懸念する声もあるが、自粛期間中に培ったリモートを活用する営業活動や顧客が求め始めたテレワークスペースなどのニーズに応えることで受注の強化を図っていく考えだ。