飛島建設、住友林業、ミサワホームの3社=丸太による軟弱地盤補強工法で新評定、実用化が目前に

飛島建設(東京都港区、乘京正弘社長)と住友林業(東京都千代田区、市川晃社長)、ミサワホーム(東京都新宿区、磯貝匡志社長)の3社は20日、1月10日付で丸太を使った軟弱地盤対策工法「LP―SoC工法」が日本建築センターの評定を新たに取得したと発表した。

新しい評定では、より高精度の試験法による支持力設計が可能となり、丸太だけでなく地盤による支持力も設計に取り込めるようになった。

これにより、必要な丸太の本数を最大6分の1程度まで減らすことができ、「従来工法と同等以下のコストになる」としている。住友林業では20年度中に戸建住宅分野での運用開始を見込むほか、ミサワホームも導入に向けて型式適合認定仕様への落とし込みを検討したいとした。

持続可能な建設技術の開発を目的にスタートした3社の共同研究に実用化の兆しがみえてきた。

2020年02月27日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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