平成建設、全国規模で継続的に採用、大工本来の仕事を追求=高学歴大工がそろう要因に

近年の大工人口減少は深刻な状態と言われている。総務省が5年おきに発表している国勢調査でも2015年の大工人口は35万3980人で前回調査時より12・0%減少している。特に若年層での減少は顕著だという。そうした状況のなかで1989年に創業した平成建設(静岡県沼津市、秋元久雄社長)は、2000年ころからは採用活動を静岡県だけではなく全国規模で展開するようになった。秋元社長は「建築業界は営業、設計、施工管理以外はアウトソーシング化が進み、分業化や効率化を求めた結果、大工は単なる作業員になってしまった」と指摘する一方、大工という仕事の素晴らしさを学生にアピールしている。そういった考えに共感が集まったことで、毎年コンスタントに40人程度を新卒採用しており、そのほとんどが大学卒や大学院卒が占めているという。

2019年08月15日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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