住友林業の「W350計画」が世界の不動産開発アワード最終候補に選出、結果は3月14日に発表予定

W350計画のイメージW350計画のイメージ

住友林業(東京都千代田区、市川晃社長)の創業350周年にあわせて、2041年に高さ350メートルの木造超高層建築物の実現を目指す「W350」計画が、世界の優れた不動産開発を表彰するアワード(MIPIM)で最終候補に残っているという。最優秀賞は、3月14日に行われるセレモニー内で発表予定だ。

W350計画は、元禄4(1961)年の創業から350周年を迎える2041年を目標に、高さ350メートルの木造超高層建築物を実現する研究技術開発構想で、2018年2月に発表した。全体構想を住友林業が、象徴となる350メートルの木造建築物の設計を日建設計が担当した。

高層建築物の木造化・木質化と街を森にかえる環境木化都市の実現を目指し、建築工法、環境配慮技術、使用部材や資源となる樹木の開発など、未来技術で人と社会、地球環境に貢献する計画だ。同計画の要素技術を検証するフィールドとして筑波研究所の新実験棟の建築を機に、アワードに応募したという。

MIPIMアワードとは? 住友林業の応募ビデオも公開

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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