
PR会社のサニーサイドアップ(東京都渋谷区、次原悦子社長)は10月17日、アメリカのスマートホーム開発・販売会社のHOMMA(本間毅代表)の新株予約権を9月末に取得し、同社の戦略的パートナーとしてPRサービスの提供を開始したと発表した。スタートアップ企業に投資し、PRの支援を通じて投資先の企業価値向上を狙う。
HOMMA社は、2016年にアメリカ・シリコンバレーで創業したスタートアップ企業で、通信産業の「スマートフォン」や自動車産業の「電気自動車」のように、「スマートホーム」で住宅産業にイノベーションを起こそうとしている。
日本の投資家などから資金調達を行い、実験住宅を建設しながら、市場への本格参入の準備を進めてきた。今年7月に、パナソニックエコソリューションズ社やLIXILなどと連携し、2019年にはプロトタイプ型の住宅をカリフォルニア州に建設予定という。
サニーサイドアップは、米国の市場開拓や事業参入に興味のある日本の住宅メーカーや建材メーカーなどへの認知活動、PRサービスを提供し、HOMMA社の事業展開を支援するとした。