大手ハウスメーカーや住設企業などが会員となっている日本・ミャンマー住宅都市産業協議会(JMHU、会長=矢野龍住友林業会長)は12日、ミャンマーのヤンゴンで中低所得者向け住宅(アフォーダブルハウス)を着工した。また、これに先立つ4日にミャンマー建設業協会とのアフォーダブルハウス建設のパイロットプロジェクトに関する調印式と合同セミナーを開催した。ミャンマー建設省は、今後20年間に100万戸の住宅を建設する計画を発表。特に、低中所得層への住宅供給は、今後5年間で早急に整備することが示されている。今年1月に開催したヤンゴンでの共同セミナーで、パイロットプロジェクトについての提案があり、今回の決定に至った。JMHU会員社がアフォーダブルハウスをイメージしたアパートタイプのモデルハウスを建設。日本の建築技術や住宅部材を紹介する。