2017年12月07日 |
大和ハウス工業の芳井敬一社長は、木造注文住宅のフラッグシップモデル「PREMIUM GranWood(プレミアムグランウッド)」を戸建住宅シェアトップを目指す足掛かりとして位置づけている。「ハイクラスの方には、東京で高級な木造住宅が求められている」――。芳井社長は、社長就任前の東京本店長をしていた時に、木造住宅のフラッグシップモデルの展開を自ら発案し、人材の選定やコンセプト固め、最高級商品としてイメージにふさわしい展開候補地の選定を行ってきた。4月に兵庫・芦屋で第1弾の物件を販売。今回、満を持しての東京・等々力での第2弾となった。芦屋、等々力の物件は、いずれも「プレミアムグランウッド」をターゲットである富裕層に見てもらうためのモデルハウスとしての役割を持つ分譲展示場。今後も高級住宅地でモデルハウスを建設して、同社の木造住宅でのイメージを確立する。「プレミアムグランウッド」を皮切りに、同社の木造住宅展開を強化し、戸建住宅市場でのシェア拡大を目指す。