2015年06月02日 |

積水ハウスは19日、関東工場(茨城県古河市)の敷地内に環境技術実証実験住宅3棟を集めた「積水ハウス エコ・ファーストパーク」を開設し、一般公開した。同社の「サステナブル宣言」を具現化し、東京都国立市に2006年に建設した「サステナブル デザイン ラボラトリー」を「風の家」として、10年に横浜APECで公開した「観環居」を「木の家」として移築した。また、08年の洞爺湖サミットで公開し、サミット終了後に関東工場へ移築している「ゼロエミッションハウス」を「あしたの家」と名称を変更。また、3棟が並ぶ敷地には同社の『5本の樹』計画に基づく「生きものの庭」を設けた。同社は、エコ・ファーストパークを近隣の小学生や建築・造園関係の学生、NPOなどによる社会教育の場として開放し、「住宅の環境技術を皆で学んでいただく場所であって欲しい」(和田勇会長)とした。