窓のトップランナー制度がスタート

断熱材に続き、窓(サッシと複層ガラス)の建材トップランナー制度が2014年11月30日に施行された。同制度は、2012年度を基準年度、10年後の22年度を目標年度に設定し、同制度の対象となる大手メーカーに対して、22年度までに断熱性能の目標値(通過熱流量、熱貫流率)を満たすことを求め、窓の性能向上を促す。

サッシ、複層ガラスとも具体的な目標数値が示されたことで、窓の断熱性能の底上げが図られることになる。

建材トップランナー制度の対象となる窓は、戸建住宅などに使用するサッシと、ガラス総板厚みが10ミリ以下の複層ガラス。サッシにおいては、シャッター付きや出窓、装飾窓など、さまざまな種類の製品が販売されていることから、出荷割合の高い5種類((1)引き違い(2)FIX(3)上げ下げ(4)縦すべり出し(5)横すべり出し)を選定。これに、(1)アルミSG(単板ガラス)(2)アルミPG(ペアガラス)(3)アルミ樹脂複合(4)樹脂――の材質で作られたサッシを対象とした。防耐火用サッシや木製サッシ、スチール製サッシは、同制度の対象外。

シェア1%以上が対象

2014年12月04日付6面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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