旭化成ホームズの「へーメルメゾンニューサファレ」

都市で暮らす女性の安心感に配慮

旭化成ホームズは、都市で暮らす女性の安心感に配慮した賃貸住宅『ヘーベルメゾンNew Safole(ニューサフォレ)』を東京圏(1都3県)で発売した。

同社のくらしノベーション研究所の調査に基づく商品化。従来の設備仕様による「くいとめ」型に、新たに居住者間の緩やかなつながりによる「みまもり」型を加え、ハードとソフトの両面から防犯性能を高めた。特定のターゲット層を入居者に想定し、その特性に応じた提案を行う「コミュニティ賃貸」の第3弾となる。オーナー向けには、長期安定経営を支える「30年一括借り上げシステム」も用意した。

ニューサフォレは、2008年に発売した単身女性向け防犯賃貸住宅「サフォレ」のリニューアル商品。開発にあたり行った調査で、ターゲット層の20歳代後半から40歳代の単身女性の多くが、「居住者同士の名前がわかり話をするような直接的なコミュニケーションは求めないが、周囲の居住者が安心できる人であって欲しい」と希望している。

その上で「名前は知らないが顔はわかる」程度のつながりがあれば、もしもの時に助け合えると考えるなど、安心感を感じることがわかった。そこで今回、こうした緩やかなつながりを『匿名コミュニティ』と命名し、キーワードに置いた。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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