国は今年度から、これまで製造業のものづくりを対象にしていた研究開発税制の控除対象にビッグデータなどを活用する「サービス」の開発にも適用する。租税特別措置法の規定改正を行った。対象となるのは、ビッグデータやIoT、人工知能(AI)をはじめとした新技術を用いて産業構造、就業構造、経済社会システムそのものに変革を起こす「第4次産業革命」を見通し、新たなサービスを開発するもの。その試験研究費に対し、一定割合を法人税から控除できる。
要件としては、(1)センサーなど自動化された機器や技術を使用して多種多様なデータを収集(2)AI・ディープラーニングなどの情報解析技術による収集したデータの分析(3)分析によって得られた法則性を活用する新しいサービスの設計(4)設計した予測と結果が一致する可能性が高く、目的に適したサービスであること――のすべてを行う研究であること。なお、既存サービスの改良は対象にならない。控除率は税法上の扱いによって異なるものの、2018年度末までは6%~17%で、それ以降は10~12%などとなっている。
2017年07月03日 |
最近の特集企画
- 【多世帯住宅2023】共働きの増加で親との同居に高い関心=少子高齢化での負担軽減も
- 【まちづくり月間特集2021】東京・中延の不燃化プロジェクトとM要除却の基準案、まちづくり支える融資と建て替えの枠組み
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】アルコガーデン羽生岩瀬=コンパクトシティ内の分譲住宅開発、「歩いて楽しめるまち」目指す
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】住友林業のフォレストガーデン秦野、植栽で調和の取れた街並み形成
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
- 【まちづくり月間特集2021】今泉あらい湧水公園周辺地区=区画整理で生まれた町、新旧住民で景観を維持管理
2021年09月07日 | まちづくり月間特集
最近の連載
- 注目の助成金(194)「常時使用」と「常時雇用」の違い
2024年12月05日 | 注目の助成金
- 注目の助成金(193)採択されてもすぐには入金されない!つなぎの資金を確保しよう
2024年12月05日 | 注目の助成金
- 注目の助成金(192)助成金申請で必須!雇用保険とは
2024年12月05日 | 注目の助成金
連載シリーズ
住宅産業新聞社からのお知らせ
- 当社ホームページ閲覧不可の発生と解消について
2020年06月24日
- 2019年10月3日付住宅産業新聞の遅配のお詫び
2019年10月02日
- 【訂正】2019年9月5日付(第1962号)
2019年09月05日
- 【訂正】住宅産業新聞《ユーザー版》2019年春季号
2019年04月23日
- 弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日
見本紙をダウンロード
ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。
ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。
見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)