2016年04月18日 |
国土交通省は8日、空き家対策に関する先駆的な取組の実施に要する費用の一部を補助する「平成28年度先駆的空き家対策モデル事業」の提案募集を開始した。応募期限は5月9日で、採択事業は10~20件を予定している。審査結果は6月をメドに公表する。
同事業は、2016年度予算で1億2千万円を計上し実施するもの。空き家対策について民間事業者、法務の専門家、市区町村などが連携し、「特定空き家等」に該当するかの判断基準や事例などの整理、ICTを活用する効率的な空き家の把握方法などのスキーム、指導・勧告・命令など運用基準――などを作成、これらを実際の空き家に適用する先駆的な取組について補助する。