2024年03月04日 |
石膏ボード工業会(東京都港区、須藤永作会長)は16日に記者懇談会を行い、2023年の石膏ボード出荷実績が需要主力の住宅市場の低迷で22年比1・4%減の4億5千万平方メートルとなり、24年出荷量見込みも継続する住宅需要の低調さなどの影響で23年をさらに4%強下回る4億3千平方メートルと予想していることを発表した。
また、石膏ボード需要にマイナスに作用する要素として、高止まりした建築費を切り詰める目的で床面積の広い持ち家が25ヵ月、分譲戸建は14ヵ月、連続で対前年同月比減となっていることが説明された。