ノーリツ通期予想、営業利益を前回予想比5割減に=「国内売上高の減少」見込み

ノーリツ(兵庫県神戸市、腹巻知社長)は11日、5月に公表した2021年12月期通期連結業績予想数値の下方修正を発表した。修正により通期営業利益予想は5月公表値から約5割の減少となる。

修正理由は「東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大による部品サプライヤーの生産遅延ならびに世界的な電子部品・樹脂などの不足」(同社)により、「特に国内事業において売上高が前回発表予想を下回る見込み」(同)のためと説明した。

ノーリツは今回の修正発表に関連する住宅産業新聞社の質問「ホームページで公表している製品の納期遅延を解消するため、具体的に取り組んでいる施策を複数以上、具体的に説明を」に対し、「現在、複数企業・複数エリアからの調達によるリスク分散を目的とした調達先の見直しに着手しているほか、今後、部品在庫の増量および、代替部品の購入・生産、重要部品の内製化、部品共有化――を骨子としたサプライチェーンの再構築に取り組む」と回答した。

2021年11月18日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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