ノーリツ2021年12月期通期決算、部品調達遅延で利益大幅減=日本市場への依存度も関係

ノーリツ(兵庫県神戸市、腹巻知社長)の2021年12月期通期決算の営業利益は25億円と前期比47%減の大幅な減益になった。

売上高は3%減の1781億円。9月以降、ベトナムのロックダウンで当地から調達する国内製品用の部品が計画量を確保できなくなり、国内で販売する主力のガス給湯器製品を中心に納期遅延と受注機会損失が発生。前々期業績のエリア別セグメント構成比で売上高全体の7割を占めた日本国内事業が、2ケタの減収と営業赤字に転落したことが響いた。

これを受け同社は経営責任の明確化として21年12月期の役員賞与を60%削減した。今期は第2四半期中に全製品の生産正常化にこぎ着け営業利益は前期期首に計画していた50億円の達成を目指す。

2022年02月22日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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