ノーリツ2019年12月期第3四半期、最終赤字に=海外事業、中国の減収減益響く

ノーリツ(兵庫県神戸市、國井総一郎社長)の2019年12月期第3四半期連結決算は営業損益と最終損益が前年同期の黒字から転じて赤字となり、売上高も0・7%減少した。

売上高構成比の7割強を占める国内事業は、消費税増税を控えた駆け込みの影響で需要が増加し、利益率の高い製品の販売構成比が上がる「商品ミックス改善」(同社)を背景にセグメント損益が黒字化(前年同期は2億5600万円の赤字)し、国内事業全体として売上高0・1%減、セグメント利益9400万円の減収増益だった一方、海外事業では最も売上高構成比が高い中国事業が市況停滞で減収減益となったため海外事業全体として売上高2・2%減、セグメント赤字3億3300万円(同15億1200万円の黒字)となったことが主な要因。

通期業績予想は7月に発表した下方修正値を達成できる見込みとして据え置いた。

2019年12月05日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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