LIXILグループ、幹部登用を年功序列型から実力主義型へ=「非常にチャレンジングな変更」と瀬戸社長

瀬戸社長(左)と金澤祐悟執行役専務瀬戸社長(左)と金澤祐悟執行役専務

「国内の需要が下がっていくからそれに対応してリストラしていこうという、そういう話ではない」「実力主義に変えていく。制度としては非常にチャレンジングな変更だと思っている」――。

LIXILグループ(東京都江東区)の瀬戸欣哉社長は12月18日にLIXIL WINGビル内で行った「年末記者懇親会」の冒頭に行った10数分間のあいさつのほぼすべてを、11月25日発表の新人事プログラム「変わらないと、LIXIL」を念頭に置いた説明に費やし、その中で冒頭の発言を行った。

LIXILグループでは来年度から「経営に新しい血、新しい考え方を入れる」(瀬戸社長)目的で幹部登用のシステムとして従来の年功序列型から実力主義型へ移行を始め、若手でも優秀であれば管理職に引き上げる経営をスタートさせるとみられる。

瀬戸社長が記者懇親会のあいさつで説明した10月導入の新しい人事プログラム制度「変わらないと、LIXIL」は、グループの主力会社LIXILを「筋肉質の強い会社」(瀬戸社長)にするための新施策として、(1)50歳以上で勤続10年以上の正社員が退職する際に通常の退職金に特別退職金を加算する早期退職制度「キャリアオプション制度」(2)エンドユーザーにより近い業務に経験豊富な人材を重点的に配置する、エンドユーザー指向の強化(3)Webの積極活用などで業務効率を上げる「働き方改革」――を実施するものだ。

2020年01月09日付9面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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