LIXILグループ、キャリアオプション制度に対象の7%が応募=「筋肉質の会社」に向け5年程度運用

瀬戸欣哉社長瀬戸欣哉社長

LIXILグループ(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は9日、2月17日から同28日まで募集した早期退職・転職支援制度「キャリアオプション制度」の応募者が497人だったと発表した。

キャリアオプション制度は、同社のグループ会社で日本国内に勤務する50歳以上かつ勤続10年以上の正社員が、特別退職金の加算および再就職支援メニューなどを利用できるもので、実施第1回目の今回の応募者の退職日は6月25日。

対象者はLIXIL(東京都江東区、大坪一彦社長)を中心とする28社に勤務する全社員2万3千人の30%にあたる7千人で、7千人に占める応募者約500人の割合は7%。LIXILグループはキャリアオプション制度の運用を単年度に限定したリストラ策ではなく、主にLIXILを「筋肉質の強い会社」(瀬戸社長)とするため社員に意識とスキルの改革を求める昨年10月導入の新人事プログラム制度「変わらないと、LIXIL」の一施策として実施した。

今後5年程度、恒常的な制度として運用する方針だ。

2020年03月12日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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