2018年10月02日 |

河村電器産業(愛知県瀬戸市、水野一隆社長)は3日、分電盤と分離して居室などに設置できることを特徴とする、震度5以上の地震で分電盤の主幹ブレーカーを遮断する『樹脂プレート付感震リレー』(税別標準価格1万8400円)を発売した。
感震リレーは一定震度の地震が発生した際、主幹ブレーカーを遮断し地震発生直後の電化製品に起因する火災や停電復旧後の通電火災を防ぐ機器。同社は10年程前に、主幹ブレーカー遮断前に警報(アラーム)が鳴り注意を喚起することなどが特徴の分電盤に設置する感震リレー商品を発売していたが、一般的な住宅の分電盤の設置場所はデザイン上の観点から玄関や洗面所など居住者が常駐しない間取りのため、この従来タイプの感震リレー商品では鳴ったアラームが居住者に聞こえない可能性があるなど改善の余地があった。