タカラ、ホーロー技術進化で内装材など新分野に

タカラスタンダードの渡辺岳夫社長は、減収減益に終わった2014年度の業績について、「中高級商品主体のリフォーム需要が落ち込んだため、消費税増税後の反動減の影響が予想以上に大きかった」との認識を示した。その上で、15年度は中高級グレード商品のデザインや機能面の強化により「巻き返しを図る」とした。また、今後の課題として渡辺社長は、大都市圏でのリフォーム売上の拡大や成長市場への浸透を強めるとともに、同社コア技術であるホーローの進化についても取り組みを強める方針を示した。このほど実用化したインクジェット技術を応用し、店舗・施設向け内装パネルなど、内装材分野での幅広い商品展開も行う。

2015年05月21日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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