
YKKAP(東京都千代田区、魚津彰社長)は4日、異業種の大王製紙、北陸コカ・コーラボトリングと3社で共同輸送事業を始めたと発表した。
YKKAPが外部企業と共同輸送を事業化するのは今回で3事業目。共同輸送事業の実施は荷運びを効率化し物流における省CO2とコスト削減、運転時間の短縮につなげることが狙い。特にコストについては物流に携わる人件費と人手不足による配車費用の上昇が今後も継続する可能性が極めて高いため、その低減は国内で事業を展開する各社にとって大きな課題として近年クローズアップしている。
YKKAPは発表にあたり「今後も社会課題を解決する物流効率化を進め、持続可能な物流の実現を目指す」とコメントしている。
YKKAPとして今回以前に事業化し現在も継続している外部企業と共同輸送には、(1)YKKAPの工場間における製品部材の効率輸送を目的とした、2022年開始の東北~関西におけるサントリーロジスティクスとの協業(2)YKKAPの工場から出荷する製品の効率輸送を目的とした東北~北陸~関東および北陸~関東~東海におけるサントリーロジスティクス・ダイオーロジスティックとの協業――がある。








