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注文住宅が省エネ普及をけん引=国交省の24年度市場動向調査結果、経済要因影響は注文住宅取得にもっともマイナス

注文住宅では着実に環境性能が引き上げられている――。

国土交通省が公表した24年度住宅市場動向調査結果によると、注文住宅において、複層ガラスや太陽光発電装置といった省エネ設備の整備状況がほかの種別に比べ、高いことが示された。

23年4月~24年3月に住宅の住み替え・建て替えやリフォームを実施した世帯を対象とした調査の結果。また同調査では、リフォームは除き、住宅を取得した世帯を対象に、経済的要因の影響度も調べたところ、各利用関係とも軒並み前年度よりもマイナス影響があった。

中でも、注文住宅の取得者にとって、最もマイナスに影響したことを示す結果となった。

注文住宅における、二重サッシまたは複層ガラスの窓の整備率は、注文住宅では86・3%になった。分譲戸建て住宅では、39・4%。分譲集合住宅では36・0%だった。既存戸建住宅は20・2%、既存集合住宅では18・3%とさらに低い。太陽光発電装置は、注文住宅では57・3%で、分譲戸建住宅の19・6%を大きく上回っている。分譲集合住宅では6・9%、既存戸建住宅では3・7%、既存集合住宅は1・0%にとどまる。

2025年07月29日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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