2019年04月10日 |

「卒FITを契機に、エネルギー業界の構造転換が始まる」
こう指摘するのは、エネルギー情報センター(東京都新宿区)の江田健二理事と田中謙司東京大学工学部特任准教授だ。消費者が生産者も担う「生産消費者(プロシューマー)」が、エネルギー業界にも台頭するという。
太陽光発電システムや蓄電池を導入した場合の経済効果を試算する事業者向けサービス「エネがえる」を提供する国際航業(東京都千代田区、土方聡社長)が3月に主催したセミナーで、「卒FIT・2019年問題」について解説した。