親の介護は60歳前後が中心世代=積水化学調査

60歳前後は介護を担う中心世代──。積水化学工業住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所が行った、「中高齢者の介護と同居に関するアンケート調査の結果をまとめ25日公表した。

同居検討者の6割超が親の介護を契機とする一方で、自身の介護は「子どもに迷惑をかけたくない」と、施設やプロ任せを希望する層が多く、介護の大変さを物語る内容となった。調査対象は、全国の55歳~69歳の持ち家(戸建・マンション)居住者の男女690人。インターネットで実施した。
それによると、「現在介護中」の13%を含め「介護経験あり」が40%。親との同居世帯に「現在介護中」の比率が高く、本人(夫婦)と親と子の3世代家族では58%に介護経験(夫婦のみ世帯は34%)がある。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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