2015年04月02日 |
国土交通省は今年2月に、賃貸住宅の借り主の負担で内装を自由に変えられるDIY型賃貸借に関する4つの仕組みに対するアンケート調査を空き家所有者と民間賃貸オーナーに対して実施した。
4つの仕組みは、同省が昨年3月にまとめたガイドラインによるもので、(1)借り主の意向を反映した貸し主の費用負担工事(2)借り主の意向を反映した貸し主及び借り主双方の費用負担工事(3)借り主の費用負担工事(4)貸し主が不動産事業者に賃貸した上での不動産事業者の費用負担工事――となっている。空き家所有者に比べて民間賃貸オーナーの方が多様な仕組みに関心があり、特に(1)や(4)で空き家所有者との比較で関心が高かった。
また、同省では、空き家所有者、民間賃貸オーナーとも空き家・空き室の改修、賃貸流通における事業者の参加に一定の関心を示していることが確認できるとした。