岡山工務店EXPO、「三位一体」で企画実現

エンドユーザーへの認知に頭を悩ます地域工務店の間で、10月18日オープンの岡山工務店EXPO(岡山県岡山市南区)が注目の的だ。2015年3月末までの期間限定で開設した地域工務店の総合住宅展示場・岡山工務店EXPOは敷地約1万平方メートルで、地場工務店16社による建売兼用モデルハウス16棟と、分譲用地20区画で構成される。

集客は当初想定3倍の好調さ。出展各社は自然素材の多用や柔軟性の高い間取りなど、木造の特徴をフルに生かしたモデルハウスを展示しているが、何より注目されるのは用地取得というゼロの状態からプロジェクトを実現させた、その企画力。生き残りには地域の同業者が力を合わせることが必要と考えた工務店、その志に賛同した地元不動産業者、戸建住宅事業のビジネスモデルを熟知し地域の戸建住宅事業者に特化して事業を行う地元広告会社――が文字通り「三位一体」となり形とした、岡山工務店EXPOを取材した。

2014年12月18日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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