2014年06月12日 |
千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」で、木造で国内最大級の植物工場が完成した。三井ホームが、みらい社と三井不動産から設計・施工を請け負い建設を進めていたもの。三井ホームの施設系建築事業「with wood(ウィズ・ウッド)」の一環で、独自の大空間構成技術を駆使し、494平方メートルの無柱空間を実現している。
三井ホームでは、木造の施設系建築を、成長戦略の大きな柱と位置づけ、今後事業拡大を図っていく。
植物工場には、空気環境のクリーンさと適切な温度管理が重要で、木が本来備える断熱・調温・調湿機能を利用し空調効率を向上。さらに、枠組壁工法のモノコック構造による気密性能の高さから、外部からの不要物の侵入をシャットアウトする。
また、室内側に柱型が出ないため、室内の有効面積の最大活用が可能となっている。