アールシーコア、中期5ヵ年計画でリノベーション事業に新規参入

自然派個性住宅としてログハウス及び木軸住宅のフランチャイズ事業を展開するアールシーコア(本社=東京都渋谷区、二木浩三社長)は4月スタートの中期5ヵ年経営計 画の中で、既存住宅需要の獲得を目的にリノベーション事業へ新規参入する。2月23日の中計発表会で明らかにした。

自然と共存するスローライフを楽しむ内外観と間取りが特徴の同社の住宅商品に興味を持ち、持家居住ながら展示場を訪れるエンドユーザーが来場者の40~50%にも上る点に着目。既存木造戸建住宅の内外装にスローラ イフテイストの施工を行うリノベーション事業を立ち上げ、これらユーザーのうち資金的理由などから住み替えや建て替えの新築購買を行わない層が持つ潜在ニーズを顕在 化させ、実需に結びつける。

リノベーション事業は1月から直営店でテストランを行っており、4月から順次、加盟販社でも始める。同社直営店の東京・代官山の展示場来場者総数の50%、地方販社 展示場来場者の同40%が持家居住者なため、全国的にみて潜在需要が大きいと判断し事業化に踏み切った。現在、既存住宅のリノベーション分野は東日本大震災以降、支 払価格が明瞭な定額パック制のリノベーション商品の扱いが伸びる傾向にある。同社では今月中にリノベーション事業の詳細を発表すると説明した。

2012年3月1日付け3面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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