住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は15日、2022年12月期通期決算説明会を開催した。
売上高は1兆6697億700万円(対前期比20・5%増)、営業利益は1582億5300万円(同39・2%増)、経常利益は1949億9400万円(同41・6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1086億7200万円(同24・7%増)だった。
海外住宅・不動産事業が販売単価・利益率とも上昇したことに加えて、円安の進行が大幅な増収増益に寄与した。
一方、23年12月期の通期計画は、米国戸建住宅事業で土地・建設資材コストの上昇により、販売戸数が12・1%減の9千戸、販売金額が17・7%減の5630億円と予想。連結業績予想を売上高1兆5980億円(同4・3%減)、経常利益1200億円(同38・5%減)の減収減益の計画とした。
国内住宅事業の受注・販売計画は、セミオーダー型商品「フォレストセレクション」の拡販で、建物価格が3千万円前後の受注拡大を図り、受注棟数で前期比4・0%増の8350棟を目指す。