セキスイハイム近畿、イオンモール京都五条内に支店移転=コロナ禍でも売上17%増

セキスイハイム近畿(大阪市淀川区、八木健次社長)は、脱展示場戦略の一環として2019年11月、京都府内の大型ショッピングモール内に支店を移転するとともにショールームを新設した。

移転当初、前代未聞の出来事に、取引先や競合他社からも興味・関心が寄せられたという。

新型コロナ感染拡大による店舗の臨時休業や営業時間短縮などの不測の事態が続くなか、京都支店は移転前と比較して集客数・商談数が倍増、新築受注15%増、売上17%増という成果を出した。

同社は21年1月、府内の別の大型商業施設内に新たなショールームを開設するなど、商業施設を活用した販路拡大戦略に手応えを感じているようだ。

同社京都支店は、イオンモール京都五条の3階に入居する。隣は薬局、目の前には多目的ホールがあり、同じフロアには飲食店や小児科、歯科、眼科、ファッション・雑貨などの専門店が軒を連ねる。事務所面積は116・62平方メートルで、約10平方メートルほど広くなった。さらに2階には、先進的な暮らしを紹介するショールーム「暮らしミュージアム京都」(フロア面積131・68平方メートル)を開設している。

2021年09月30日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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