パナソニックホームズ、スマートシティ潮芦屋「そらしま」最終街区=初のマイクログリッド導入

パナソニックホームズ(大阪府豊中市、井上二郎社長)は1日、兵庫県芦屋市の南芦屋浜で開発したスマートシティ潮芦屋「そらしま」の最終街区を販売中と発表した。

総戸数441戸の戸建住宅と83戸のマンションで構成される大型分譲地は2012年4月に販売が開始された。最終街区では同社初となるマイクログリッドを導入する計画だ。

4月17日から販売を開始した全128区画の最終街区「あさなぎの街」では、40戸の住宅に同社初のマイクログリッドサービスを提供する。住戸間で電力を融通し合うことで、再生可能エネルギーの有効活用や電力会社からの買電量抑制などの効果が見込める。

40戸の戸建住宅間で小規模な電力送電網を構築。同社が特定送配電事業者となり、配電線や送電線、変圧器などを自社保有するほか、住宅の発電・蓄電設備、屋内配線を借りて運用する。環境省の補助金交付を受け、エナリスと兵庫県企業庁と共同で今年中のサービス開始を見込んだ。

2021年06月10日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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