2020年02月19日 |
YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)が戸建住宅のエクステリアに特化した事業者ネットワークの設立を検討している。
会員にはビルダーや工務店、リフォーム事業者、エクステリア専門店などを想定、今後、募集事業者の属性や提供サービスの内容を固め2020年度中の立ち上げを目指す。
設立するネットワークでは、大手ハウスメーカーの一部が実施し評価を得ている、建物と外構を一体設計することでデザイン性と快適性の高いエクステリア空間を創造する手法などを研修などを通じ普及するものとみられる。
規模縮小で競争の激しさが増すことが予想されるこれからの戸建て市場への対応として、〝エクステリアで差別化する売れる家づくり〟を提案。同社エクステリア事業の売上高拡大につなげる。また、リビングとつながったルーフ付きでファニチャーを置いたくつろげるテラスといった、同社が「庭空間」と呼称するエクステリアのあり方をエンドユーザーに訴求する目的で、新たなテレビコマーシャルの放映も行う方向だ。