積水ハウス、重量鉄骨の新構法「フレキシブルβシステム」を11月から展開

積水ハウスは、3階・4階建て重量鉄骨の新構法「フレキシブルβ(ベータ)システム」を2日から展開する。2つのH形鋼を貼り合わせたような形状の「WHコラム」(柱)、「WHビーム」(梁)を開発し、従来の「βシステム」と比べて2・5倍の強度を持つことにより、柱の本数を減らすことに成功した。これにより、設計の自由度が増すとともに、敷地対応能力も向上し、都市部の狭小間口での窓配置の自由度が高まる。また、最大9メートルのスパンに対応し、乗用車3台分の駐車スペースの確保や大開口の窓の設置が可能で、店舗併用住宅や非住宅用途の訴求力を強化した。都心一等地の戸建てを店舗専用へ建て替えるなど都市部の非住宅需要を取り込み、年間2500棟の販売を目標としている。

2017年11月02日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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