一般流通材で躯体コスト抑え大空間、木造の教会に7㍍×7㍍×5㍍=ジョイ建築設計事務所とポラテック

静岡県で木造軸組構法の「清水聖書教会」の建築が進められている。特徴は、躯体のコストをできるだけ抑える目的で一般的に流通している集成材を使った4号建築としつつ、最大で一辺約7メートル×同約7メートル×高さ約5メートルの大空間を実現させた点だ。設計はジョイ建築設計事務所(東京都西東京市、寺田晶彦代表)、施工は山清片山(静岡市葵区、片山恵畏子代表)で、設計には同物件のプレカット材を納入するポラテック(埼玉県越谷市、中内晃次郎代表)が協力した。この協力で、コスト増の最大要因となる梁せい450ミリ超の集成材は使わない、一般的なプレカット加工機で加工できるように大梁の接合位置を変更――などの新たな案を設計に入れ、躯体の建築コストを梁せい600ミリレベルの大断面集成材を使った場合と比べ推計で3分の1以下に抑えることに成功した。

2017年05月11日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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