2016年10月17日 |

住友林業は、東京・国分寺駅前狭小地に7階建て耐火木質ビルを建設する。3日に着工し、2017年7月末に竣工する予定。特徴は構造材が1~3階は鉄骨だが、4~7階は鉄骨を木で耐火被覆した「鉄骨内蔵型耐火集成材」を使用する。外観もガラスのカーテンウォール越しにみえる木のフレームと低層階の木質外装ルーバー材で、木質感を演出する。今年2月に国土交通省のサステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択された事業で、同社では都市部狭小地での木を活用した事務所やテナントビルなどの中高層建築における新たなマーケット開拓を目指す。