【ユーザー版18年夏】寝苦しさ解消には「湿度」も重要

6割超が「快眠できず」

夏の夜の寝室では、寝付けない人や途中で起きてしまう人が多数存在し、快眠できていない実態が明らかになった。

夏場に寝る時に、どのようにエアコンを使っているかを聞いたところ、「一晩中つけっぱなし派」23・5%、「タイマー(入り/切り)派」53・1%で、夏の寝室ではタイマー派が主流だった。

両派とも寝苦しさを経験してはいるが、特にタイマー派の方が高い結果となっている。

湿度50%以下がポイント

久保教授は「梅雨時から夏場にかけて湿度は非常に高くなり、室内でも時には80%くらいになることもあります。こうなると汗がなかなか乾かず不快感とともに体温調節もうまくいかず、寝付きが悪くなることにつながります。湿度を50%程度より低くするのがよいでしょう」と指摘する。

快眠のために、行っている対策について「温度での対策」が36・9%なのに対し「湿度での対策」が20・3%。設定温度の上げ下げによる温度調節のみで対策を試みている人が多い。その設定温度について、もっと多かったのが28℃(37・3%)。次いで26℃(19・8%)、27℃(18・9%)だった。

暑くて寝付けない人が6割以上いる中で、意外にも温度は高めの設定という実態がわかった。これは、冷房で寒くなるのが苦手な人や低い設定温度で体調不良や身体のだるさを経験した人が、設定温度を高くすることによって、対策をとろうとしている結果としている。

主導権は「パートナー」

ユーザー版2018年夏号から記事を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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