住宅における新省エネ基準で、簡易計算方法案と仕様規定案を提示

国土交通省、経済産業省、環境省は12日、10月に実施を予定している住宅における新たな省エネルギー基準(新省エネ基準)に対応した簡易計算法案と仕様規定案を示した。同日の3省の合同会議で提示。新省エネ基準では、住宅の省エネ性能を一次エネルギー消費量(家庭用エネルギーを熱量換算した値)で評価し、基準との比較で表示するいわば「燃費」を示すように変更。原則として、計算による省エネ性能の評価が求められるが、中小工務店などへの配慮から簡便な方法を検討していた。

7月下旬から8月上旬にかけて設計・施工指針など関連告示の改正案について意見募集を行い、10月までに改正する予定だ。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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