2016年04月14日 |

2016年度のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業と「ZEHビルダー」の詳細が明らかになった。エネルギー削減量75%以上100%未満のニアリーZEHは1地域・2地域で寒冷地特別外皮仕様のUA値0・25以下を満たす場合に限り補助対象に含まれた。支援事業の1次公募は4月28日から始まり事業規模は20億円。事業規模を超える応募があった場合は、評価点の高い(エネルギー削減量の多い)ものから順次選定していく。評価点には加点要素があり(1)断熱性能を交付要件のUA値より20%以上強化(2)HEMS(グレードB)の導入(3)BELSの取得――の場合に加点される。加点はあくまでも最終選定時の判断基準として使用するため、まずは加点を考慮せずにZEHの定義などの事業要件をクリアする必要がある。