2014年11月07日 |
パナソニックエコソリューションズ社は、ビルや施設用の非常用照明器具で業界で初めてLED光源を採用した「LED非常用照明器具」を開発した。
非常灯の光源は、建築基準法で白熱灯と蛍光灯のみに限られている。そこで同社は、非常灯にLED光源を搭載するため、国土交通大臣認定制度を活用。「火災時に室内温度が上昇した場合でも、1ルクス以上の照度が確保できる非常用照明器具」として国土交通大臣の認定を取得し、LED非常灯の商品化を実現した。
建築基準法の規制もあり、これまで非常灯のLED化はまったく進んでいなかった。同社は約1年後の2015年度末までに非常灯のLED化率100%を目指す。
LED非常用照明器具は、専用型や直管LEDランプ搭載型など34機種の豊富な品揃えで、ビルや施設、学校などの新築からリニューアルにおける照明のLED化に幅広く対応する。