2012年07月20日 |
積水化学工業と三菱樹脂は、両社の取締役会決議に基づき、三菱グループの塩ビ管を中心とした管材関連事業を積水化学に譲渡することに関する包括合意書を締結した。公正取引委員会への申請を行うなど、関係当局の承認を経て今年度中に実施する計画だ。
積水化学は、環境・ライフラインカンパニーにおける新たなビジネスモデルとして「バリューチェーンビジネス」を拡大させており、今回もその一環。さらに、事業の統合によるスケールメリットも生かす。
今回の包括合意で譲渡される事業内容は(1)三菱樹脂の管材(架橋ポリエチレン管を除く)事業に関わる人員、資産、契約、知的財産権(2)関連会社である三菱樹脂販売と菱樹商事の管材事業に関わる人員、契約(3)菱琵テクノの管材事業に関わる機械設備の一部(4)三菱樹脂が保有する管材関連会社4社の株式──となった。
2012年7月19日付け1面から記事の一部を抜粋
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