パナソニックは、HEMSや太陽光発電システム(PV)などのエネルギーマネジメント商材(エネマネ商材)の提案・販売を強化する。
スマートハウス関連商材のワンストップ営業が可能な技術者約40人を全国8ヵ所の営業拠点に配置。電材と住建の両ルートを活用し、販売、施工、保守・メンテナンスまでを含めたバリューチェーンを構築する。PV、LED照明、蓄電池、HEMSなどの単体でも商品力の高い商材をまるごと提案し、12年度にエネマネ商材で500億円以上の増販を目指す。
同社は、PVや蓄電池、HEMS、ゼロエネ住宅などへの補助金、大手ハウスメーカーによるスマートハウスの商品化・取り組み強化といった市場ニーズに対して、断熱・遮熱建材などのパッシブ系と住宅設備機器などのアクティブ系の両方の省エネ商材を揃える総合力を発揮する。
今年1月のパナソニックグループ事業再編によって、従来の電材ルートと住建ルートをエコソリューションズ社マーケティング本部が一括管理。約7万件の電材ルートと約6万件の住建ルートに、約2万件の家電量販店ルートを加えたフルチャンネルの販売網を活用して、HEMSを軸としたエネマネ商材拡販を進める。
2012年5月24日付け4面から記事の一部を抜粋
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