2011年06月10日 |
部品業界から太陽光発電システム(PV)市場に新規参入したメーカーの主な戦略が示された。
LIXILの創エネ部門を担うLIXILエナジーは、部品点数を半分以下にする架台『L・Eラック』を開発して施工負担の低減を図る。PVパネルの自社生産を開始したノーリツは、給湯器のリモコンでガスや電気、給湯などの光熱費状況を「見える化」してエネルギーの総合提案を行う。今年4月にPV事業を立ち上げた文化シヤッターは、電動シャッターの販売・施工で培った有資格者の活用と365日のメンテナンス体制を武器に、受注からアフターサービスまで一貫したシステムを提案する。
各社が得意とする販売網でPVを扱うことによって、省エネに対する訴求力向上と流通・販売店との関係強化につなげる。
2011年6月10日付け6面から記事の一部を抜粋