トステム、夏の通風対策に「縦すべり出し窓 採風モデル」

トステムは7月1日、開く向きや組み合わせ方を工夫して効率良く室内に取り込むユニット窓シリーズ「縦すべり出し窓 採風モデル」を発売する。一年を通して快適でエコな暮らしを実現させるため、冬の断熱とあわせて、夏の通風対策を提案する。

同商品は、正面からの風を取り込むことが難しい住宅密集地などでも、効率良く風を室内に取り込み、通風できる窓の組み合わせをユニット化して、採風に最適な開口計画を簡単に実現する。

同社の研究によると、建物脇を通り抜ける風を障子で受け止めてから室内に取り込む縦すべり出し窓を用い、さらに吊元の位置を工夫することで、引き違い窓に比べて約10倍(同社実験値)の通風量を確保することがわかったという。

ユニットのラインアップは、吊元の位置を左右に分けた縦すべり出し窓を上下に組み合わせた窓やFIX窓をはさんで、左右に縦すべり出し窓を組み合わせた窓などの5タイプ。サッシは、同社基幹商品の樹脂とアルミの複合サッシ『シンフォニーウッディ』、『シンフォニーマイルド』、複層ガラス用アルミサッシ『デュオPG』の3商品に対応した。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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