2024年01月17日 |
住宅産業新聞社は1日に発生した「令和6年能登半島地震」による自社拠点の事業・業務への影響ついて住宅設備・建材・水回りメーカー大手各社に文書でヒアリングし、10社から回答を得た。
10社のうち地震で拠点の事業・業務の遂行に一時的でも被害・障害が出た旨の回答を寄せたのは、三協立山、LIXIL、YKKAP、リンナイ、タカラスタンダードの5社。
三協アルミは5日時点で4工場の操業を停止していたが9日から順次操業を再開させており、「製品出荷に関しては受注生産品を除き在庫等での対応が概ね可能であることを確認している」(同社)。
LIXILは1工場で被害が発生、操業を再開しているものの「一部の商品で納期調整をいただく場合がある」(同社)。
YKKAPは1工場が被災したが9日に復旧を完了させた。なお、製品の供給状況については被災地の道路事情により、複数以上の企業で特定エリア向けの製品出荷において、納期遅延もしくは配送不能の状態が生じている状況だ。