ヒートポンプ・蓄熱センター、大気熱の利用促進を呼びかけ=エネ自給率拡大へ

ヒートポンプ普及で、国のエネルギー自給率上昇に貢献する――ヒートポンプ・蓄熱センターは、ヒートポンプが省エネだけでなく、自給率引き上げにも役立つという視点で、利点を訴求している。

ヒートポンプは、電力も用いるが大気熱を利用してエネルギーを発生させる。

大気熱は、国内のものであるため、自給率を上昇させるというのだ。大気熱の転換に用いる電力を太陽光発電にすれば、個々の家庭における電力自立化にも役立つ。

ヒートポンプの住宅設備といえば、代表的なものは、エアコンや給湯器(エコキュート)。ほかにもヒートポンプ式の温水床暖房や洗濯乾燥機も。

現在は、日本の各メーカーの技術が確立されており、ガスや石油による暖房に負けない性能をもつ製品も多い。寒冷地でも効果のある高い機能と省エネ性能があることから、海外への目覚ましい進出が図られているという。

同センターによると、日本の技術をこれまで以上に普及させられれば、人材育成などの経済効果も大きく、さらにエネルギー安全保障、供給構造強靭化の観点からも有効であるとして、ヒートポンプ製品の活用や、ほかのエネルギーからの転換を呼びかけている。

2023年10月24日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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