住宅用床材、抗ウイルス仕様相次ぐ=製品シリーズ〝全切り替え〟のメーカーも

新型コロナウイルスの感染拡大予防という新たな社会ニーズの出現を背景に、住宅用の床材市場で抗ウイルス仕様の製品をリリースするメーカーが出始めた。朝日ウッドテック(大阪市中央区、海堀哲也社長)が1日に一般社団法人抗菌製品技術協議会(SIAA)のSIAA認証を取得した抗ウイルス仕様の挽き板フローリング「LiveNatural Premium」を発売したほか、9月下旬にはウッドワン(広島県廿日市市、中本祐昌社長)が、同社として初めて抗ウイルス機能を備えた抗菌兼用のフローリングを発売している。これまで住宅用床材製品の衛生面における性能上の付加機能は抗菌仕様が主流だったが、今後は新型コロナウイルス感染予防を目的とする市場ニーズを背景に、各社の住宅用床材製品の品揃えの一部として抗ウイルス仕様の扱いが〝デフォルト(定番)〟になるものとみられる。

2020年10月08日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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