2020年07月01日 |
YKKグループ事業別連結業績における2020年3月期国内AP事業は前期比で売上高が1%減の3745億円、営業利益が5%減の162億円、経常利益が5%減の165億円、最終利益が5%減の128億円で減収減益だった。
国内AP事業を含むグローバル全体のAP事業も売上高は1%減の4258億円、営業利益は3%減の228億円と減収減益。国内AP事業の減収減益は、上期における消費税増税前の駆け込みを要因とする増加分を、下期の駆け込みの反動減などによるマイナス分が上回ったことが主な理由となっている。
この下期の状況についてYKKAP(東京都千代田区)の堀秀充社長は19年12月23日に行った記者懇親会における直近の業況説明の中で、19年10月からの月次出荷量について「予想以上に落ち込み、11月と12月も含め前年を割っており、非常に厳しい状態」と説明し懸念を示していた。