2020年06月03日 |
YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は7日、断熱スライディングドア「コンコード S30」(非防火・防火)を発売した。
2005年発売の「コンコード」を2回目のリニューアルとしたもので、新たに(1)2019年発売の同社の主力玄関製品で開き戸の「ヴェナート D30」とデザインのテイスト・No・ディテールを連動(2)近年の市場で人気が高まっているトレンドカラーの「ココナッツチェリー」と「カームブラック」を追加(3)非防火の通風デザインのラインアップに板張り調を追加――など、主に意匠面の強化を図った。
引戸はエントランス部分の動線を検討する際に開き戸と異なり開きスペースを取らないため、インナーガレージ内や前面道路と距離が取れない場合の設置に有利。近年、都市部の狭小地で採用が増加傾向にあり「『コンコード』の19年度の出荷実績(セット数)は前回モデルチェンジした16年度比の約2倍と好調」(YKKAP)だという。